バンドルカードのインストール数も250万を達成
2020.08.11
株式会社カンム(本社:東京都渋谷区、代表取締役:八巻 渉、以下「カンム」)は、2020年7月31日に11.3億円の資金調達を完了いたしました。創業以来の資金調達は累計約44.3億円に到達いたしました。
カンムは2011年1月に創業し、2016年9月にローンチしたオンライン決済サービス「バンドルカード」は主力事業として成長を続けております。2018年1月には株式会社フリークアウト・ホールディングスと資本業務提携を実施いたしました。
「バンドルカード」は、誰でもカード払いができ、アプリ上ですぐに発行できる点が支持され、専用アプリはローンチから4年間足らずで250万ダウンロードを達成しています(2020年6月末時点)。今般の新型コロナウイルス流行による経済活動自粛の中でも、巣ごもり需要からくるオンライン決済ニーズは高まり続けており、決済金額は2020年3~6月にかけて月間最高記録を更新いたしました。
今回、株式会社セブン銀行から11.3億円の第三者割当増資を実施いたしました。この調達により「バンドルカード」の会員獲得を強化するほか、2020年12月にリリースを予定している新プロダクト(「投資×決済」をテーマにした個人向け金融サービス)の開発に投資いたします。さらに、これらの業容拡大を見越し、優秀な人材の採用活動にも注力してまいります(職種、募集条件は右記URL参照 < https://kanmu.co.jp/jobs/ > )。
なお、既存株主(ISGS、アドウェイズ、ANRI、イーストベンチャーズ、クロノスファンド(現アントレプレナー株式会社)、TLMおよび有安伸宏氏、梅田裕真氏を含めた個人投資家5名と創業者)の構成に変更はございません。
今後は、カンムのビジョンである「心理的unbanked*1をソフトウェアで解決する」の実現に向け、現行の決済事業に投資分野の新サービス(上述)を組み合わせた個人向けの金融プラットフォーム構築を戦略として推進してまいります。ここでは、個人がさまざまな金融サービスを利用する際の心理的なハードルを下げ、自然に使いこなせる世界を目指します。
またプラットフォームの構造としては、アプリの一元的な統合ではなく、ユーザーが抱える個別の金融課題(投資・保険・決済など)に対してそれぞれにシンプルでわかりやすいソリューションを提供することを意図しています。
*1 心理的unbankedとは、心理的な理由から金融サービスを使いこなせていない人を指す造語です
最後に、2018年1月に資本業務提携を実施した株式会社フリークアウト・ホールディングスと、今回ご出資いただいた株式会社セブン銀行から以下のコメントをいただいています。
株式会社フリークアウト ・ホールディングスは、「人に人らしい仕事を。」をミッションとして、従前から取り組んでいるインターネット広告事業に加え、FinTechを始めとする新領域における事業拡大に注力しております。特にFinTech領域においては、2018年1月にカンム社と資本業務提携し、同社の急成長をサポートしてきました。今回の株式会社セブン銀行のご出資をもとに、カンム社の更なるサービス拡充と成長を期待し、当社としても引き続き共に挑戦をしてまいります。
金融サービスを利用する際の心理的なハードルを下げ、ユーザーが抱える個別の課題に対してユニークかつシンプルなソリューションを提供するというカンム社の戦略に賛同しました。近くて便利なコンビニエンス・ストアに金融を取込んできた当社グループの事業戦略と親和性が高いと考えております。今後カンム社と幅広く連携することで、さらなるシナジーが創出されることに期待しております。
2011年創業の株式会社カンムは「経済を進化させる」ため「技術とデザインの力で、個が金融にアクセスしやすくする」を目標にサービスを提供している企業です。2016年にリリースした「バンドルカード」は簡単・便利なキャッシュレス決済手段として大きな支持を集め、250万ダウンロードを突破しました。また、株式会社フリークアウト・ホールディングス、株式会社セブン銀行との資本業務提携や国際ブランドVisaが提供する「Fintech ファストトラックプログラム」への参加などで事業拡大に努めており、デロイト トーマツ主催の企業成長率ランキング 「2019年 日本テクノロジー Fast 50」では1位を受賞しました。
コーポレートサイトURL < https://kanmu.co.jp/ > プレス用画像URL < http://bit.ly/32OxneS >
株式会社カンム 広報担当: contact@kanmu.co.jp