社員インタビュー Vol.14

セキュリティと開発効率の両立に取り組み、楽しむ「繋がる」という感覚

石澤 基 / Infrastructure Engineer

2021.10.13

カンムをもっと知ってもらう為のインタビュー第14弾! インフラエンジニアの石澤さん(通称 夏風さん)にお話を伺ってきました!

── 入社時期と職種をおしえてください

2020年の5月に入社しました。現在はインフラエンジニアとして、プロダクトのインフラの構築・運用から、バックエンドの開発、そしてセキュリティ対策まで幅広い領域を担当しています。

── カンムに来る前は何をしていましたか

新卒で入社したヤフー株式会社で同じくインフラエンジニアとして働いていました。プロダクトのインフラの構築・運用や、ヤフー社内に Kubernetes を提供するための環境づくり等を担当していましたね。

実は昔からインターネットがすごく好きだったんです。きっかけは中学一年生のとき。自宅に ISDN が引かれることになって、父が当時10万円くらいしたパソコンを買ったんです。でも父には使い方がわからず「お前が繋いでくれ」と丸投げされて。自分でいろいろ調べて、インターネットに繋がったときは嬉しかったですね。その日から毎晩インターネットをしていました。 当時はテキストサイトや掲示板、あとは魔法のiらんどとかの全盛期ですね。画面の向こうの人とインターネットを通じて会話することができたり、データのやり取りができたり、そういった「知らない世界と繋がる」という感覚がすごく新鮮で、ワクワクした記憶があります。

そんな背景から、就職活動のときも「インターネットに携わることができる会社に行きたい」と思っていました。様々な会社を見る中でヤフーがインターネット的には一番大きいというのを感じて。ここなら技術的にも成長できそうだな、と思ったことが入社の決め手でした。

 

── インターネットが好きな夏風さん。なぜカンムに興味を持ったのですか?

実はカンムという会社名自体はなんとなく知っていました。CTO の伊藤が就任したときのプレスリリースを見たのですが、タコ公園にひとり佇む写真が印象的だったんですよね。

またその頃、在籍していたヤフーでも PayPay がローンチされたり、社内で決済に関する記事がシェアされることも増えていて、自然と決済や金融に興味を持つようになっていたんです。そんな経緯で金融系の記事を読むようになると、カンム代表の八巻や COO 知久の記事がどんどん流れてくるようになってきて。あれ、またカンムの人の記事だ、なんてことも多かったです。Twitter のタイムラインにもカンムのメンバーのツイートが流れてきたり。おそらく、お互いのフォロワー同士で繋がりがあったんでしょうね。

直接的にカンムを意識したのは、伊藤からスカウトメールが送られてきたことです。以前 HTTP/2 というプロトコルに興味をもって色々つくったりしていたのですが、スカウトメールの中で私が作った h2spec というツールについて言及されていて、「あ、この人興味の方向が近いんだな」と感じたのが印象的でした。たまたまその当時、長期休暇中だったということもあり、時間もあるし話も合いそうだし、一度話を聞いてみようかなと思ったんです。

なんかカンムのメンバーからは「古き良きインターネット」の香りを感じるんです(笑) 社員の SNS やブログを見ると懐かしい気持ちになるんですよね。そういった意味でだんだんと親近感を持つようになった記憶があります。

 

── 現在の仕事で面白いと感じる部分はありますか?

「決済のインフラ」という未経験の分野に触れていることですね。ユーザーのお金を扱うプロダクトなので、責任の重さや難しさを日々感じつつ、難しいからこその面白さややりがいも感じています。ユーザーが店頭で決済をしたデータがカンムのシステムに入ってきて、その応答がユーザーにまた返っていく…これって、僕が子供の頃インターネットに対して感じていた「繋がる」という感覚に近いところがあると思っているんです。もちろん金融プロダクトならではの仕様があったり、専門的な知識もかなり必要なのでそれらのインプットは大変なのですが、この「繋がる」という感覚が単純に楽しいなと感じています。

そういえば先日、開発中の新規プロダクトではじめての本番決済を行ったんです。チームメンバーが新規プロダクトのカードを持ってコンビニに向かって、その様子を別のメンバーがZoomで実況中継していて。レジでそのカードを使って決済を行って、無事決済が完了した瞬間、そのメンバーが感動のあまり膝から崩れ落ちてたんですが(笑)これもまさに「繋がる」の象徴だなと思ったんですよね。

あと、カンムの環境はインフラエンジニアにとって「全部入り感」があるかもしれないです。クラウド環境も使うし、データセンターも使っているし、なんなら物理的なケーブルも自分たちの手で繋いだりして。たまにデータセンターに行ってネットワークの検証とかもするんですが、エンジニア心をくすぐられる感覚があります(笑) Web の世界だけでは完結せず、物理的な世界とも繋げてプロダクトをつくっていく、という経験は他の環境ではなかなかできないことかもしれません。

 

── カンムの魅力や特徴をおしえてください!

思いつくのは2つ。1つは「メンバー同士が信頼し合っている」という空気感が醸成されていることですね。カンムのメンバーは中途入社が多く、それぞれが専門性を持っているのですが「自分の領域は自分が責任を持って、バチバチにやっていくぞ」という気概を感じます。エンジニアもメンバーごとに違った得意分野を持っていて、たとえばセキュリティや機械学習、アプリなど、それぞれの領域にしっかりと責任を持ちながらスピーディーに開発をしているなと感じます。

2つ目は「全メンバーがエンジニアっぽい」というところですね。たとえばカスタマーサポートチームに「業務フロー図あります?」って聞くと、まるでエンジニアが書いたような壮大な業務フロー図が出てきたり、CFO が Python を書いて業務を効率化していたり(笑) エンジニア以外もテクノロジーを積極的に習得し、活用していく文化が根づいていると感じます。あとはどのチームにも、数値を見ながら常に改善を回していく習慣があるのもエンジニアっぽさを感じますね。現状の数字を分析して、どこをどう改善したらどのくらいのインパクトが出るか、という話が出てくるのが本当にすごいと思います。

よく、エンジニアチームと他のチームで対立構造になってしまう、という話を聞いたりするんですが、カンムではそんな雰囲気が全くないですね。全メンバーがプロダクトに向き合い、効率的に改善していこうという意識を持っていると感じています。私も、ビジネス側のメンバーがなにか困ってたら積極的に手伝いたいなと思いますし、みんなが改善や効率化を進めやすくなるような環境やツールを提供したい、という気持ちもありますね。

 

── 最後に、今後こうなっていきたい!というのはありますか?

カンムがつくっているのは金融システムなんですが、あまりガチガチに堅いシステムにはし過ぎたくないと思っていて。もちろん安全性は担保したいんですが、それだけでなくて開発効率も重視したいなと思っています。セキュアなんだけどプロダクトドリブン、という相容れない2つの要素を両立させるのってすごく難しいと思うんですが、テクノロジーの力でそれを形にできるのではないかとも思っていて。それを実現させるためにも、自分の技術力をどんどん向上させていきたいと考えています。

ただし、技術力を上げていくことだけでなくて、プロダクトに真摯に向き合うということも絶対に忘れてはいけないな、と思っています。技術を使ってなにかをつくることと、プロダクトを成長させること、この2つって同じように見えて実は結構違うというか、向いている方向性が違うと思っていて。そういう意味だと、カンムではプロダクトがなによりも重要だと思うんですよね。たとえば技術的にものすごいシステムを開発できたとしても、そこにプロダクト目線が抜けていたらそれはダメだとなりそうだし。プロダクトのことを一番に考えつつ、セキュリティと開発効率の両立という技術的な課題も解決していく、この2軸にうまく取り組んでいきたいですね。

── ありがとうございました!

石澤 基 / Infrastructure Engineer

大学卒業後、大手ポータルサイトでバックエンドエンジニアとして広告やモバイルアプリなどのバックエンド開発に従事。その後、研究開発のための子会社にてインフラエンジニアとしてコンテナプラットフォームの開発や運用を経験し、2020年5月にカンムに入社。