社員インタビュー Vol.11

プロダクトも自分も成長する刺激的な環境を求めて

ガルシア 佐藤 仁美 / Business Developer

2021.01.21

カンムをもっと知ってもらう為のインタビュー第11弾! 事業企画とPMを担当するガルシアさん(通称 ガル味)にお話を伺ってきました!

※ガルシアさんは2022年7月にカンムを退職されました。約3年間、大変お世話になりました!

──入社時期と職種をおしえてください

2019年の6月に入社して、現在はバンドルカードの事業企画とPMをやっています。

──事業企画とPM、会社によって業務内容がさまざまだと思うのですが、カンムではどんなことをやっているのでしょうか

事業企画だと外部企業との提携を推進したり、新規プロジェクトのマネジメントを行っています。PMだとバンドルカードの改善タスクの優先順付けから進捗の管理、仕様検討までさまざまな業務をやっています。

──カンムに来る前は何をしていましたか

前職はフラミンゴというCtoCサービスの会社、そしてその前がFablicというフリマアプリの会社にいました。

Fablic時代が一番長くて、入社したのはサービス立ち上げから2年目くらいでした。当時は、Fablicが提供していた日本初のフリマアプリであるFrilに続き、mercariがローンチされた直後くらいのタイミングで、まさにフリマ業界の黎明期でした。たまたま応募して入社した会社が面白いフェーズで、ラッキーでしたね。

──そもそも、どういう経緯でスタートアップ業界に入ったんですか?

姉の旦那さんの影響が大きいですね。サンフランシスコのスタートアップでプログラマーとして働いていたんです。そこに一ヶ月くらい遊びに行った時にお兄さんの姿を見て、あ、サービス作りって楽しそうだな、と。当時私は専門学校生だったのですが、自分の意識が高すぎまして(笑)。このまま学生を続けるよりももっと刺激的な環境に行きたいなぁと思い、Fablicに入社しました。

Fablicでも事業企画兼PMのようなポジションで働いていました。当時、デザイナーやエンジニアのような専門的なスキルを持っておらず、しかも社員が少ないスタートアップに入社したので、最初は社長直下のなんでも屋みたいな動き方をしていました。

実は昔からものづくりが好きで。学生時代、自分でWebサイトをつくってみたり、ロゴの受注製作をやっていた時期もあるんです。そんなバックグラウンドがあるからか、プロダクトの改善策をプロダクトに落とし込む、といったプロセスに携われることに面白味を感じていました。

──なるほど。専門学生からのFablic、フラミンゴ。そしてカンムに入社したのはどういった経緯なんですか?

カンムに興味を持ったのは、弊社代表の八巻が主宰している「WATARU会」という決済系の勉強会に行き始めたことがきっかけです。実はFablicで決済系の事業を立ち上げるという話があったんですが途中でなくなってしまって…どこか別の機会で決済系のサービスで働いてみたいな、と思っていた時にWATARU会に出会い、参加し始めました。Fablicで事業立ち上げをしているときは決済系の人たちと繋がりがほとんどなく、勉強会にも行かず、自分だけで探り探り立ち上げをやっていたんです。なのでWATARU会でいろいろな話を聞けるのがすごく楽しくて。金融系の会社ってあまり自社の情報を表に出さないのに、こうして勉強会をやっていて、オープンな雰囲気を持っていたのも好印象でしたね。

その後選考に進んでオファーをいただいて。オファー面談のときマイアミに旅行していて、ホテルのプールサイドで八巻と電話で話したのは良い思い出です。

──現在の仕事で面白いと感じる部分はありますか?

法律や金融業界のルールを把握して、それをユーザーにわかりやすい形でプロダクトに落とし込んでいく、というところが面白いですね。金融業界って歴史が長くて、情報が閉ざされていたりもするので、自分で調べれば調べるほど新しい情報が出てきたりということもあります。明言されていないけど実はこういう慣習があって…みたいな話もあったりするんです。

あとはユーザーの消費行動が見られたり、自分で自由にデータを見て、検証することができるのも面白いですね。これまでの職場でも自分でクエリを書いてRedashでデータを見る、ということはやっていたんですが、カンムに入社してSQLのスキルがさらに身につきました。昔はデータを引っ張ってきてスプレッドシートで成形して…と結構時間をかけてデータを見ていたんですが、いまではサブクエリやWindow関数を書けるようになって、かなりの時間短縮ができました。 昔は間違ったクエリを書くことも多かったのですが、いまは検算をしているので正確性も向上しました。クエリが間違っていると施策の効果検証や継続の判断もできないですし、緊張感を持ってやっています。周囲のメンバーもSQLを書けるので、たまに指摘をもらったり、わからないことがあったら聞きながらやっていますね。

カンムって、メンバー同士信用し合っている雰囲気があるんです。その分求められるレベルが高いし、仕事に関して甘やかされることがないですね。入社したころは周囲のメンバーについていくのに必死な時期もありましたが、きっちりやり切ることを徹底することで、自分の能力も上がった気がします。カンムで働いていると毎日が早く過ぎ去りますね(笑)。

──最後に今後こうなっていきたい!みたいなの教えてください!

プロダクトのKPIが大幅に伸びる施策を発掘したいです。バンドルカードはユーザー数がどんどん増えているので、施策を打つとすぐGMVに反映されたり、レビューが跳ね返ってきたり、Twitterでユーザーがざわついたりと、ユーザーからの反応が見えて嬉しい瞬間が多いんです。でもまだ自分的にはインパクトが大きい施策が打てていないと思っていて。もっと大きな規模で数字が伸びる施策をやってみたいです。それがアライアンスなのか、デザインを変えるだけで実現するのか、といった当たりはまだ付いていないんですが、たくさん手数を打っていけるようになりたいですね。そのためにも、早く新しい仲間に入社してほしいです!

──ありがとうございました!

ガルシア 佐藤 仁美 / Business Developer

事業会社にて主に金融・配送部門の事業開発、開発ディレクターを担当。その後語学CtoCサービスの事業責任者を経て、2019年にカンム入社。